DIG DESIGN 店舗・ビル設計

竣工日：2017年

お客様は武蔵新城で先祖代々土地を受け継がれている方で、隣の駅である武蔵小杉が発展を続けて行くのに合わせて、武蔵新城も活気のある街にしていきたいという強い思いを抱かれていました。この建物をきっかけに街並みを変えることができる、人の心に残る都会的で斬新なデザインが求められました。

外観に見える柱や骨組みは全て建物の構造材。また、印象的な三角形はデザイン性だけでなく、垂直方向と水平方向の力がうまく分散されるよう、緻密な計算がされており、構造面でも重要な役割を果たしています。 店舗を開く際に、店内の見通しが良いほうが従業員とお客様が顔を合わせやすくコミュニケーションも取りやすいため、内部の柱を取り払った無柱空間を提案しました。テナントの自由度も上がり使いやすいようになっています。また三角形の向こうはガラス張りとなっているので、外から見たときにも店舗の中の様子を見られるので、街行く人の興味を引くことが出来ます。 外壁の模様が針葉樹林に似ているところから、建物は''CONIFER''と名付けられました。