DIG DESIGN 店舗・ビル設計

VIALETTO(第2案)

竣工日:2024年

武蔵新城駅近くにある、集合住宅と商業施設の複合プロジェクトです。 敷地面積は520坪で、農地転用と生産緑地の解除が必要な土地です。 建物は1100坪の延床面積で、1階はテナント、2・3階は計34戸の共同住宅になっています。

敷地を東西に貫く一本の道を挟むように、建築を計画しました。1階には店舗が並び、建物間の道は商店街になります。

近年は個性あるサービスや品質が求められ、小規模な個人店が支持されています。 VIALETTOで想定しているのは、大手チェーンではなく、地域に根ざした個人による出店です。 たとえば、子育て中の主婦が昼間だけ営業するアクセサリーショップ、地域の方がつくる惣菜屋さん、地元で採れた野菜を販売する八百屋さん、VIALETTOで育てた枝豆を売る枝豆屋さん、独立したてのデザインオフィスやネット販売中心の小規模オフィスなどです。

小さな区画だと家賃も手頃になるため、借り手がつきやすいといったメリットがあります。 また、地域の人々が出店できることで、地域との結びつきが強まり、まちの活性化にもつながります。

店舗のテナントは、時代のニーズが変わっても対応できるよう、区画壁は建築後にも面積調整が可能な仕組みとなっています。 通りと建物が交わることで、まちに開かれた新しい場が生まれています。

建物は四角形を斜めにカットし、横にずらした台形で構成されています。 道に対して建物をずらすことで、前面道路からも通り沿いの表情が見えるようになります。 この操作により、建物同士の隙間が“通り”として立ち上がり、まちの流れが内側にも入り込むように計画されています。