神奈川県・箱根町の宿泊施設(案)
河鹿荘
竣工日:2020年
昭和26年につくられた老舗旅館の一室をリノベーションする計画です。 建物は築74年という背景から、老朽化が進んでいました。 箱根という歴史ある温泉街であり、インバウンドの需要も増えていることから、他宿泊施設との差別化も求められていました。 畳で寝たり、縁側でくつろいだりという伝統的な和室の使い方をベースにしながら、現代的な居心地と視覚的な印象を調整した提案をしました。
座ったときにちょうど目の高さで風景が見えるよう、ソファ越しに大きなピクチャーウィンドウを配置。 その前には半円の開口を設け、茶室のにじり口のように景色をフレーミングしています。
天井や壁は極力シンプルに構成し、畳や床の間など和の要素を残しつつ、余白を活かした空間に仕上げました。