DIG DESIGN 店舗・ビル設計

竣工日：2011年

カンボジアの遺跡や建築に興味があった、ディグデザインの代表。それらについて調査していたところ、ある夫婦の存在を知ります。二人はボランティアで学校を建てる活動をしていました。そこで、自身の知識を活かせないかと協力することに決めました。

初めて訪れたのは2000年頃です。当時は紛争の影響から地雷が埋まっている地域もあり、決して安全と言える環境ではありませんでした。そんな中で始まった「すずめの学校建設計画」。地元の大工さんに馴染みのある工法や、現地で調達できる材料を使用して建設できるように計画しています。机や椅子も全て手作り。子供達やその両親などにも力を借り、関係者一丸となって校舎を立ち上げました。様々な人の協力があって出来上がった学校。このボランティアはその後の代表の設計スタイルにも大きな影響を与えました。